七五三
週末、今年は最後であろう七五三の早朝セットでした。
予約、打ち合わせの段階で、7歳の女の子のお母様が「うちの子は、ピンクとか嫌いで~
可愛いと言われるのとか嫌みたいで~」と事前にお話頂いていたので、
「かわいい」禁句条例のもと、7歳の女の子をヘアメイクをしました
セット、メイクを施している時、カメラでお母様が撮ろうとすると、手で顔を隠してしまい、N巻がファンデーションを塗ろうとするとクシャクシャな顔をして、妨げようとしてました。。。
日本髪の髪飾りもピンクが入り「つけたくない!嫌だ!」
とても意思の強い女の子。
ピンクのアイシャドウが入ると不機嫌そのもの
大人はタジタジです。
私自身も、七五三の口紅が大嫌いでしたし、どちらかというと、女の子らしくはなかったので、若干気持ちは分かるような
なんとか「嫌だ」がなくなるように会話をもっていきますが、そこが子ども。
大人が思うようにはいかず、着付けもしたくない、写真も撮りたくない。
そんな会話をしながらも、日本髪とメイクは進み、あるサンプルを見つけ、興味を持ったので、渡しました。
ひとつ、ふたつ。手に取り、おでこにあて前髪を作ったりして、きゃっきゃきゃっきゃ笑ってくれたのです
写真は嫌い!と言っていたのに、サンプルを目にあて、まつげにみたてたので、
「写真撮ってもいい~??」って聞いたらオッケーが出て、しかも、見たい見たいと大はしゃぎ
お母様も「あなたらしいわね」と言ってカメラで写真を撮っていました!
綺麗に上がりました!!
「かわいい禁句」と打ち合わせした私達とお母様。
何度も「かわいい」と口にし、「あっ、かっこいい」と言い直す母は、なんとも言えず。我が子はかわいいですものね
この後の着付けはどうなることやら。
と、それはピンクの振り袖が待っているからです
小林先生の出番です!
40分後。
小林先生から話を聞くと、やはり「嫌、嫌だ」が多かったみたいで、
「朱美ちゃん」と呼んでいたみたいです。
「ダメよ~だめだめ」でおなじみの
日本エレキテル連合の朱美ちゃん。
色々嫌がったんでしょうね(笑)
しまいには、お母様までお嬢様を「朱美ちゃん」と呼んでしまっていたと(笑)
無事に完成できてよかったです。
「ひゃくきゅうじゅうさん」N巻
「ちがう」朱美ちゃん
「分かった!いっきゅうさん」N巻
「あたり」朱美ちゃん
トンチが聞いた問題に、子供はやっぱり柔軟だなぁって思いました。
個性の強い女の子。ちょっとずつ触れ合うと、その子の一部にさわれ、個性も分かってきます
勉強になりました。
無事に写真とれたかな~